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恋愛成就のおまじない【短編】
第2章 好きな人に見られながら…?

「悪い…」
少し荒い呼吸で、少し掠れた声で、そう言った大河くんも素敵で
「んーん、いいよ大丈夫」
チュ…
欲の塊を放出してもなお熱いソレに口付けて綺麗にする。
「……遙…」
大好きな低く甘い声で名前を呼んでくれて…それだけでも嬉しかったのに、大河くんの長い指があたしの髪に触れやさしく頭を撫でてくれた。
この甘い感じ、おまじないの効果なのかな?
このまま…恋が叶って付き合っちゃったりするのかな?
心踊らせて衣服を整えているあたしに
「遙、このことは誰にも内緒だろ?明日も頼むな」
大河くんはそう言い残して去っていき…淡い期待は無残にも打ち砕かれた。

