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島人物語
第5章 女の存在

「・・・・あれっ??・・・・・・結城・・アソコ・・」
涼は私の後ろの方を見て指差した・・。
「・・・・んーー??・・・」
私は振り返ってみると・・・・
一樹が・・・歩いていた・・・。
その隣には私よりは少し年上っぽい女性が・・・・
「あいついつの間に女見つけたんだ??・・・何か言ってた??」
「・・・ううん・・聞いてないよ??彼女なのかな??」
それにしては・・・少し派手目な感じ・・・・。
「・・・・優樹預けてなにやってんだよ・・・」
「・・・まぁ、保育園だし・・・。優樹くんもお友達で来てきて楽しそうだよ??」
「んーーー・・・そっか・・・まぁ・・一樹もいつまでも一人でってわけにはいかないもんな・・・。」
そっか・・・。
本音はまた美佳となんて思ってたけどーー・・・。
やっぱ近くに居る人のがいっか・・・。
少し残念ーー・・。
「・・・・何処の人なんだろうね・・・」
その女性は下の方で髪を巻き・・・緩めのニットに細身のデニム・・・多分30くらいだろうか・・・。
「・・んーー・・見たことねーな・・・那覇の人かな・・・」
「でも手繋いでたし・・・付き合ってるっぽいね??(笑)」
「・・・・んーー・・・」

