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島人物語  
第5章 女の存在



それから何日か経ったある日・・・・。



私はその日も涼と一緒に・・・涼達の新しいお店の物件を見に行こうと部屋を出た・・・。



すると・・・一樹の部屋から・・・・



「・・・・うっ・・・うっーーーー・・・パパー・・・・」


ん・・・・???・・・


私は足を止めた・・・。


これって・・優樹くんの・・・



「・・・結城??・・・」


涼が立ち止まった・・・。


「・・・・涼・・・・今日・・一樹は??・・・」


「・・・さぁ・・・」



私は耳を澄ませ・・一樹の部屋のドアの前に立った・・・。



「パパァ・・・うっ・・・」


「・・・優樹くんが泣いてる・・・・」


「・・・はっ??・・・何してんだアイツ・・・」



ドアノブを触ると・・・・ドアが開いていた・・・・。


中をそっと開けると・・・・


真っ暗の中・・・奥からすすり泣く声・・・。



「優樹くん??・・・いる??」



私は靴を脱ぎ中に入った・・・。


・・・・なんか・・・臭い・・・。


キッチンを見ると・・洗い物もそのまま・・・。


コンビニ弁当の食べかすが置いてあった・・・。



「結城ちゃんーーーー・・・」



奥から勢いよく走ってきて・・私の脚にくっついてきた・・・。


「優樹くん・・・どうしたーー??パパは??」



私は抱き上げ言った。



「・・・くっせ・・・なんだこれ・・・・」



涼は鼻をつまみ言った・・。


「・・・・パパ・・・どっか行っちゃった・・・直ぐ戻るからって・・・うっ・・・おなかすいたのー・・・」


ぎゅっと私の首にしがみついた優樹くんは・・・気持ち・・痩せてた気がした・・・。


「・・・・・結城・・・チビに何か作ってやって??・・・俺・・少しここ・・片してから部屋行くから・・・」


涼は鼻をつまみながら言った。



「・・・うん・・・」



私はまた靴を履き・・・優樹くんを抱えて部屋に戻った・・・。



なんか・・・。


優樹君やっぱり少し瘦せたかな・・・。




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