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島人物語
第5章 女の存在

涼said
全く換気をしていない感じの湿気臭い部屋。
カーテンを開け窓を開けると・・・。
リビングのテーブルに置いてある灰皿は山盛り。
アイツー・・優樹の前でタバコ吸ってるのか??
・・・・・・。
コンビニ弁当やお菓子の食べかすをまとめてゴミ袋へ入れ・・
キッチンに行くと汚れたコップや飲みかけの牛乳。
アイツはぁーーーーー・・いったい何してんだーー・・。
寝室を少し覗くと・・・。
・・・・・
この匂い・・・。
20分くらい部屋を片し自分の部屋に行くと・・・
何だかいい匂いがして・・・
「オッムライスーオッムライスー!!!(笑)」
優樹と結城の変なオムライスの歌が聞こえてくる(笑)
我が家は平和だ。
「あーーーっ!!涼お帰りッ!!(笑)」
結城はエプロンをしチキンライスを作っていて・・・。
結城はスプーン片手にジュースを飲みながら
「オッムライス!オッムライス!!(笑)」
オムライスコール・・・・(笑)
「いいなーーー?(笑)オムライス作ってもらうのか??」
優樹の横に腰掛け頭を撫でると・・・
「うんっ!!(笑)今ね、野菜ジュースも飲んだ!!」
(笑)(笑)
「・・なぁ、優樹ーー・・昨日の夜何食べた??(笑)」
「・・・んーーー・・おにぎりーー(笑)」
・・・・・おにぎり・・・・。
「・・・パパは???昨日いた??一緒におにぎり食ったのか??」
「ううん・・パパはー・・お出かけしてた(笑)」
「・・・・・そっか・・・寂しくなかったか??」
「・・・アンパンマン・・・見てたよ??パパがアンパンマン付けていったのー・・」
「・・・・朝は???」
「・・・・・・」
優樹は何も言わずジュースを飲んだ・・・。
「結城・・・、俺ちょっと蒼太のとこ行ってくる(笑)すぐ戻るけど何かあったら電話して???」
結城はオムライスを作りながら頷いた・・・。

