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島人物語
第5章 女の存在

「ぇえっ・・??優樹くんがっ??」
声を上げたのは蒼太・・・。
「・・・あぁ、さっき一樹に電話したけど出ねーし・・・・。」
「・・・・女だな・・・・」
達也が言った。
「あっ??」
「女にたぶらかされたんっすよ・・・きっと・・一樹さんがそんな風になるなんて考えられねーし・・・」
達也は冷静に言った。
まぁ・・。
確かに・・・。
「・・・・・女か・・・・」
「・・・で・・どうするのっ??」
蒼太が不安気に言った。
「・・・・悪いけど・・・あの環境じゃ・・優樹をおいとけない・・・俺のとこ・・少し居させるわ・・・」
「・・・・いいんっすか??・・・一樹さんは納得しませんよ??」
「あのままじゃ、虐待になる・・。飯も食わせないで少し痩せてた・・・病気になるぞ??」
「・・・そんなにっ??・・・」
「最近見かけねーて思ってたら・・・こういうことだ・・・ってことで・・一樹見かけたら・・・うちで預かってるって・・伝えて??」
「・・・涼さん、その女・・・なのものなんっすかね??」
「・・・・さぁ・・・」

