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島人物語
第5章 女の存在

私達が向かったのは、以前涼と一緒に見に行った・・・。
新しい店を作る物件。
「中は入れるから(笑)行こ??」
涼は鍵を見せ笑って言った。
「結城ちゃん行こーーー??(笑)」
優樹くんも言った。
「うんっ・・(笑)」3人で手をつなぎ・・・涼が鍵を開け・・・・
そこは木のぬくもりがある店内・・・二つドアがあって・・右側がお店・・左側はカウンターとテーブルがあるカフェ・・・。
店の方は結構広く・・・奥行があった・・。
真ん中で繋がっていて・・・本当自由に行き来ができるようになっていた・・・。
「来週から内装入れるんだ・・・奥にシャワールームとスタッフ用の部屋・・・。ここにソファーを置いて・・・こっちにカウンターでしょ??(笑)」
涼は嬉しそうに話した・・・。
「凄いねー・・・ねっ・・優樹くん凄いね??(笑)」
「涼ちゃんスゴーい(笑)」
「・・・お前のパパの店見るか??(笑)」
「うん(笑)」
カフェの方に行くと・・・
殆どそのまま使えそうだった・・・
カウンターの中はお酒が並べられそうな棚・・・。
奥はキッチン・・・。
店の奥は大きな窓に海が一面に見えテラス席になっていた・・・。
テーブル席は3つ・・・
カウンターは8席・・・
テラスも3つ席が置かれていた・・・。
「凄いーーー・・(笑)・・・凄いねーーー・・」
優樹くんは走り回ってはしゃいだ・・・。
「・・・・直ぐにでも出来そう・・・・」
私は言った。
「・・・・アイツ・・真面に戻ったら・・・(笑)仕事の話もしねーとな・・・」
「・・・連絡取れない??・・・」
「・・・んーー・・・」
その時だった・・・涼の携帯が・・・
「・・・・一樹だ・・・ちょっと外で話してくる・・・優樹見てて??(笑)」
「・・うん・・」
涼はほっぺにチュッとして・・・外に出て行った・・・。

