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島人物語  
第5章 女の存在



「とにかく・・暫くうちで預かる・・。後で後悔したくない・・・女のとこ行きたきゃ行けよ・・優樹を置いて・・・。」


「・・・やっと見つけたんだ・・・」



「・・・お前さ、・・・もっといるだろ??」



「いねーよ!!・・子持ちで背中に絵背負ってる男になんて・・誰もつかねーよ!!」



「・・・・何言ってんだよっ・・いい加減にしろよ?目覚ませっ!!」


思わず一樹を掴んで言った。


「・・・お前と俺は・・・ちげーんだっ!!・・・離せっ!!あの人は・・・好きだって・・言ってくれるんだ・・・一緒にいてくれたら・・優樹も育てるって・・そう言ってくれたんだ・・・」



「・・・・女・・今度連れてこいよ・・・おかしいって気づくから・・・」



俺はそのまま部屋に入った・・・。



一樹の様子が変だ。



はぁ・・・。



まさかとは思うが・・・・。



「涼????」



結城がキッチンから顔を出し言った・・・。



「あ・・・、(笑)あぁ・・・大丈夫・・・」


もしアイツが俺の想像通りの事をしてたら・・・・。



はぁ・・・。



思い過ごしだと信じたい。




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