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島人物語
第5章 女の存在

涼said
「いいなぁぁーーー結城とお風呂ーーー・・・」
達也がふてくされた様に言った。
「おいおいーーお前まだ言ってるのか・・・(笑)(笑)」
半次が言った。
「・・・一樹さん大丈夫だったかな??」
蒼太が言った。
「・・・んーー・・後で結城に聞いてみる・・(笑)・・きっとすぐに気づくだろ??」
「なんか騙されてるとかないんっすか??」
達也が言った。
「・・・さぁ・・・」
「・・・一樹さん優しいからなーーー・・・言うこと聞いちゃってるんじゃないのーー??」
蒼太が言う。
「・・・でも、分別がつく年だろ??女だってあれ俺らより上だろ??」
淳が言った。
「・・んーーー・・・まぁ、・・あいつが好きなら・・文句は言えねーけど・・・ただ自分の子供粗末に扱うのは絶対ダメだ・・・」
俺はそう言って外でタバコを吸った・・・。
すると隣の部屋から・・・一樹の声が・・・。
「もしもし??・・・ユリ??・・うん・・・今??・・・・んーー・・今日はちょっと・・」
「・・・・・」
「・・・へっ??・・・何言ってんの??・・・うん・・・はぁー・・今来てるの??・・・んーーー・・・分かったよ・・ただ今日は直ぐに帰るからね??」
少しするとバルコニーの窓を閉める音・・・
そして・・・。
玄関のドアがしまった・・・

