この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
島人物語
第1章 大晦日

・・・・・はぁー・・・可愛い~ッ!!
とか言ってくれるかなーって期待したのにーー・・・
やっぱ濃すぎたのかな・・・。
パタンと・・・ドアを閉め・・・エレベーターを待った・・・。
鏡を出し・・・顔を見ると・・・・
んーー・・・やっぱ濃い??・・・・
ナチュラルの方がいいのかな・・・。
チーーン・・・・エレベーターのドアが開くと・・・・・・
「おーーーーーっ!!!!結城ーーーー(笑)何何何っ?!馬子にも衣裳だな???どうしたっ?!(笑)」
淳の声・・・
むーーーーーっ!!!
顔を上げると・・・淳とビックリした達也と・・・・・
190はあるんじゃないかと思われる・・・デッカイ真っ黒な熊みたいな男・・・・。
「おーー????・・・オメーが結城かっ!!!ガハハーーー随分可愛い子だなっ!!」
デカイ男はデカイ声で笑った・・。
私がビックリした顔でその男を見ていると・・・・。
「あー・・コイツ半次半次(笑)・・・涼はっ??」
淳が言った。
「あ・・(笑)半次さんーーー・・・橘結城です・・宜しく(笑)(笑)・・・涼はーー・・・ご機嫌斜めー・・・」
「ガハハーー・・あんにゃろう!!東京で大物釣ったなっ(笑)何だよっ・・喧嘩か??」
「はぁー・・・さぁ・・。急にテンション下がっちゃった・・涼のタバコ買ってくる(笑)皆は??買ってくるよ??」
「あーー、んじゃ・・お願いしよっかな・・俺クール・・・」
淳が私にお金を渡し言った。
「あーー・・俺・・赤マル・・・」
達也が言った・・。
「お嬢ちゃん・・俺はホープ・・ガハハ!!ワリーな・・」
「ううん・・・(笑)ちょっと行ってくる・・・・」
私がエレベーターに乗ると・・・・・
「・・・結城・・!!・・・お前・・気をつけろよ???」
達也が言った。
「うん・・すぐ目の前だし・・・(笑)行ってきます・・・」
ドアが締まり・・・エレベーターで下に向かった・・・。

