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島人物語
第5章 女の存在

食事を終え・・歯を磨き・・着替えをして・・・8時15分にマンションを出た・・。
保育園は車で5分のところ・・・涼と私は保護者のバッチをつけて車で保育園に向かった・・。
「あーーー・・瑞江先生ーーー(笑)」
優樹くんは窓から指をさし言った。
「あ・・・瑞江先生が・・・担当なんだね・・うんうん・・(笑)」
私は一樹メモを見て言った。
涼は保育園脇に車を止め・・優樹くんと手を繋いで3人で瑞江先生とやらのところへ・・・。
涼のデカイ高級車は目立つ・・一樹のも目立つんだろうな・・・(笑)
皆振り返って・・車と私たちを見た・・・。
「瑞江せんせーい・・・(笑)」
優樹くんは大きな声で言った。
その先生は少しふっくらした・・・可愛らしい人・・・派手じゃない・・おっとりした感じの人だった・・。
「あ・・あれー??優樹くんおはようーーー(笑)今日は違う人と来たんだねー??」
瑞江先生は笑って言った。
「おはようございます・・(笑)・・・一樹・・じゃなくってー・・パパが・・ちょっと忙しくて・・・友人の橘と上地です・・・(笑)」
私は言った。
「あれっ??橘って・・・結城さんですよね??(笑)」
瑞江先生が言った。
「(笑)・・はい・・」
「やだぁーー・・私すっごいファンなんですーー・・優樹くんパパのお友達なんですか??」
「東京から皆で一緒に来たんですよ・・俺はこっち出身なんで・・今同じマンションに暮らしてます・・(笑)」
涼が言った。
「そうなんですねー・・あっ・・・今ちょっとお時間いいですか??」
先生は私たちを伺うように言った。
「結城ちゃんーーー(笑)僕行ってくるね??」
優樹くんはしびれを切らせたように言った。
「おーー!!行ってこい!!いっぱい遊べー(笑)」
「うんっ(笑)」
私と涼は手を振って見送り・・・優樹くんは元気に走って行った・・・。
「・・・あの・・・なにかありました??」
私は言った。
「・・・・中へどうぞ??(笑)」
私と涼は慣れない・・保育園の中に一緒に入っていった・・・。

