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島人物語  
第7章 誤解



私の手をなぞりながら・・・ぎゅっと抱きしめてくれた・・・。



「・・・・・俺・・・結城が好きだ・・・・」



涼・・・・


私もそうだよ・・・。



涼じゃないとダメなの・・・////////


私は涼の胸に顔を付けて・・・久々に甘えた気がした・・・。


他の子と・・・やり取りしないで・・・私だけ見て欲しい・・・。



そんなワガママ・・・言ったら面倒な女だって思われそうで嫌なの・・・。



だから・・・自ら行かないで欲しい・・・。お願い・・・



嫉妬したくない・・・。



すると・・・私の携帯が鳴り響く・・・


「・・・・誰かな・・・」



私はもそもそと・・手を伸ばし・・・携帯をとった・・・。


あっ・・・・淳!!!やばい・・・あんな電話の切り方しちゃった・・・



「淳っ???(笑)」



「・・・うん・・ちょっと出る・・・・・もしもし??」



『お前どこいんだって~ッ??涼に会えたか???』



「あ・・・ごめん・・さっきーーー・・涼に会えたよ・・ちゃんと話した・・・」


『そっか・・・(笑)涼の携帯つながんねーんだけどーー・・ちょっと変わってくんない??』



「あっ・・・(笑)・・・うん・・・」



私は携帯を涼に渡した・・・。




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