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島人物語  
第10章 不安要素



「結城ちゃんのお陰で割引すっごいして貰っちゃったーー(笑)凄いね??結城パワー・・・」



一樹が笑って言った。


「(笑)隣で座ってただけなのに・・・」

「そこが凄いんだって・・・(笑)後でさ、涼と3人で市場行こうか??なんか涼の同級生が働いてるからって・・・(笑)」


「あ・・・うん・・(笑)」


ダイビングショップの方を2人で覗くと何やら来客中・・・。


「あ、飲食の方も準備進んでるんだね???(笑)」


スーツ姿の男性が振り返って言った。


私と一樹はペコッと会釈・・・



「・・・あれっ??(笑)上地くん・・・もしかして彼女??」


「あ・・・はい(笑)」


「もしかして、一昨日予定あるって言ったのは彼女だったのかな??(笑)」


「あーーー・・一昨日はすいません・・せっかくお誘いいただいたのに・・・」


涼が頭を下げて言った・・・。




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