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島人物語  
第10章 不安要素




「失礼します・・(笑)」


結城がニコニコ笑ってお茶を出してくれた・・。



大垣は舐めるように上から下まで結城を見出した・・・。



「あ・・、君さ・・(笑)少し話そうか??」


大垣が結城に言った・・・。



「・・・・・えっと・・・」



結城は俺の顔を見て助けを求めてるような目だ・・・。



「結城・・一樹と・・市場に行ってて?急ぎだから・・・(笑)(笑)」


俺はニコニコ笑って結城にそう言い奥にいた一樹に目で合図をした・・。


「急ぎなの??(笑)今夜上地くんと、上原くんと飲むんだけど君も同席できるよね??」


・・・・このエロおやじ・・・。


「大垣社長・・・(笑)彼女今忙しくて・・・向こうの料理任せてますので・・・そういうのはちょっと・・・」


「なになに・・(笑)それくらいサービスしてくんないとーーー・・上地くん・・今後上手く渡っていけないよ??自分の彼女くらい差し出そうとしなきゃ(笑)」


差し出す・・・(笑)(笑)


随分舐めたことを言うオヤジ・・・



結城はビックリした顔でこっちを見てた・・。





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