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島人物語
第10章 不安要素

「・・・はぁ・・なら結構です(笑)お帰りください・・」
俺はサラッと言った。
「・・・はっ??」
「・・・コイツをあなたに差し出して相手をさせろと??(笑)うちはキャバクラじゃない・・(笑)自分の彼女を売るほど困ってないので・・結構です・・(笑)・・・結城、一樹・・市場行こう・・・」
俺は立ち上がって結城の腕を掴んだ・・。
「・・・りょっ・・・涼っ???」
結城は少し動揺してる感じで俺の顔を見てる・・。
振り返ると淳が笑いをこらえ・・・(笑)大垣がジッとこっちを睨んでいた・・・
「・・・はぁー・・上地くん・・別に彼女に夜の相手をしてくれとか言ってるわけじゃない・・(笑)美人と酒を飲みたいと思うのは普通だよ??それくらい気を利かせろと言ってるんだ・・・」
「・・・涼・・・お酒くらいなら・・・」
結城はNOと言えない子・・・いつも俺の立場を気にする・・・。
「ほらぁーー彼女もそう言ってるだろ??(笑)はいはい・・座って??」
大垣は結城の肩を抱いて自分の隣に座らせた・・。

