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島人物語  
第10章 不安要素



「・・・(笑)貴方にはああいう女がお似合いです・・結城はそういう女じゃない・・同じ扱いはしないで欲しい・・。もうお引取りを・・・」


俺がそう言うと・・・・・。


「・・・・ふんっ・・・そう・・・残念だな??上原くん・・・後・・内山君って言ったかな??こういう融通が利かない社長じゃ会社は伸びないよ??(笑)かわいそうに・・・」


大垣はそう言って立ち上がった・・。



「・・・君も・・・(笑)もっと、懐が大きい男を選ぶんだね??」


大垣は結城の顔を覗き込み言った・・。



「・・・・(笑)・・お言葉を返すようですようですけど・・・・」



ん??・・・結城が口を開いた・・・。



「貴方みたいに・・・その場限りの汚い手を使わなくてもこの人たちは十分やっていけますので・・・(笑)」


・・・この女~ッ(笑)(笑)・・・


急に強気になりやがる~ッ



「・・・・(笑)・・・男が男なら女も女だ・・・男のために股開くくらいしないと・・・小さな会社は潰れるぞ・・・」



「(笑)(笑)(笑)・・・そんな枕営業・・今時あるんですね・・・(笑)頑張ってください・・・枕営業・・・」



「・・・(笑)枕ね・・・・その内開きたくなるかもよ??・じゃぁ・・失礼・・」


大垣はそう言って店を出ていった・・。


結城はため息をついてBARの方に行ってしまった・・。



・・・たまに見せる強気な一面・・・・俺はその後ろ姿を眺めていた・・・。



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