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島人物語  
第10章 不安要素



・・・・はぁー・・・女の子いたんだ・・・・



しょんぼり凹む・・・。



ああいう女って・・・・そういう女・・って事か・・・



「おいッ!!・・また捨て犬みたいな顔しやがって・・・。」



淳がニヤニヤ笑ってカウンターに寄っかかってきた・・・。



「・・・あーー・・(笑)さっきのオジさん・・・何の会社の人??」


「地元の1日ツアーとか企画してる会社の社長(笑)他にもいっぱい会社あるから平気ッ!!」


淳はさらっと言った。



「そっか・・・(笑)・・・」


「・・・一昨日の事気にしてるのか??」


「・・・・ううん・・(笑)気にしてない・・・・」


「嘘つくなよ(笑)」


「・・・気にしたって仕方ないし・・・(笑)・・・いちいち・・気にしてらんないから・・・(笑)」


「そんなにっ??(笑)そんなにねーだろ・・・偶然だろうし・・・」


「・・・(笑)淳最近・・・涼のフォローばっかしてるね??大丈夫だよ??」


「・・・・笑ってねーな!・・・顔ーーーー・・・」


・・・・・私は顔を上げ淳の顔を見た・・・。


「・・・笑ってるよ(笑)・・・変なこと言わないで??」


私はそのまま裏のキッチンに行き・・冷蔵庫など・・確認した・・・。


・・・いちいち気にしてたら身が持たない・・・。


涼は・・・私のところに戻ってきてくれてる・・・携帯だって変えてくれた・・。


そんな人なかなかいないもん・・。



信じてるの・・・





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