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島人物語  
第12章 狙いは・・・・。



英輝の大きな車が止まってて・・・・。



英輝は片手で後部席のドアを開けた・・・。車内は大音量の音楽・・・



「・・・俺・・外から入れるから一回中入って??・・・」


英輝に言われるがまま・・私は一回車に乗って中から大吾を引っ張り上げた・・・。


「・・・・結城・・ごめん・・」


・・・・んっ??・・・・


大吾??・・・・今・・普通に喋った・・・。



その瞬間・・車のドアが閉められたっ・・・


えっ??・・・



直ぐに英輝は運転席に周り・・運転席の扉を開け乗り込んできた・・。



「・・・ちょっ・・!!ちょっと!!どういうことっ?!」


私は直ぐに反対側のドアを開けようとしたけどロックされて動かない・・


その様子にすぐ涼が気づき・・店から飛び出してきたっ・・



「おいっ!!何やってるっ・・開けろっ!!!」


涼がドアを叩き言った。



「涼っ・・・!!」



大吾は私を押さえつけ・・口を手で塞いできた・・・


「英輝っ!!出せっ・・・」


車は勢いよく駐車場を出て・・通りに飛び出した・・・




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