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島人物語  
第12章 狙いは・・・・。



「・・・・・・随分規模広げたね~・・・・(笑)」


昌也が笑った。



「・・・俺等はお前とは違う・・・分かったか??」


「・・・(笑)・・・まぁ、別に構わない・・・俺は涼くんや淳くんが泣いて縋る姿が見たいだけだ・・・」



「・・・・昌也ーーー・・・お前・・・結城ちゃんに手出す意味わかってるか???」


ハルさんが前に出て言った。


「・・・・・」


「・・・あの子に手出したら・・・俺らは皆集まるぞ??・・・今日も50人以上は集まった・・・次は・・100人以上連れてくるからな・・・下手したら俺の代もつれてくる・・・その上もだ・・・」


「・・・・・」


「俺らを敵に回すって・・・そういうことだ・・・いいか??那覇も安全じゃねーぞ??」


昌也は少し悔しそうにこっちを見た・・・・・・。


「・・・涼・・・騒ぎになる前に行くぞ・・・警察が来ちまう・・・」


ハルさんは俺の肩を抱き・・・言った。


「・・・・はい・・・」


俺は最後に昌也と仲間を睨みつけ・・・・VIPルームを出た・・・・


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