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島人物語
第15章 将来について・・・・。

涼said
俺と淳は近くのホテルの中にあるバルに居た。
「えっ・・お前あれからやってないのッ?」
淳はつまみを口に運びながら言った。
(笑)・・・・。
「そんな驚く事じゃねーだろ?・・・結城は何も言わねーけどやっぱ・・・。」
怖かったはずだし・・・。
なるべく思い出させたくはない。
「でも・・もう2カ月くらい経ってるだろ?」
そうだけど・・・。
今は美佳ちゃんがいるから少し安心だけど・・・。
やっぱ一人では外に出せないし。
瑞枝ちゃんも来てはくれるが女だけで出掛けるのも心配。
俺は煙草を咥えた。
「お前さ、・・・台風落ち着いたら石垣とかでも行けば?」
淳は煙草を消しながら言う・・・。
石垣か・・・。
「結城だってお前に気を使って何も言わねーんだよ、ここに居る以上昌也がいつまた接触してくるかわからねーだろ?」
・・・・・・。
「逃げるとかそんなの考えんな、今は結城のことだけ考えろって・・・・。」
まぁ・・・。
そうだよな・・・。

