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島人物語
第17章 別れる

剛君はお茶を出してくれた。
「涼に言うなって事は~・・・(笑)アイツが振られたって感じ????」
そう言って私の前に座った。
振られた・・・かぁ・・・。
私は首を横に振った・・・・。
私が勝手に出てきたんだけど・・・・。
「振られたのは・・・私かな(笑)」
そう言って笑った。
剛君はチラッと私を見た。
「まぁ、・・・お客様のプライベートを話すことは出来ないから~・・・・、まぁ・・・希望があれば言わないけどさ・・・」
・・・・・・。
「一人で住む家探してるの???」
何も考えていない。
美佳がいるから・・・沖縄には居たい。
でも土地勘が全くない。
「今後どうするか決めていないから・・・・安くていいの・・・。でも海が見えるところが良い・・・・。」
私が言うと・・・剛君は一回ため息をついて・・・・。
「だとしたら~・・・ウィークリーかマンスリーで借りれるとこにしたら??(笑)敷金礼金ないし、解約も直ぐできる・・・」
そう言われて・・・
今・・・・ここに居る・・・・・。

