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第17章 別れる

「美佳・・・、ここにもし・・結城ちゃんが来たら今何処にいるか聞いて？？・・・話を聞いてやって？？」


・・・・・。


なっ・・・・。



「美佳？？」



「なにしてんのよっ！！！デカい男が揃ッッて！！！！」



全く・・・。



デカいのが揃いにそろって・・・・。



「えっ・・・・」



「いなくなったって何こんなとこ来てんのよッ！！何処探したの？もっと探しなさいよ～ッッ！！！」



一樹はビックリした顔で私を見た。


「ったく・・・、これだから・・・安心して死ぬこともできないじゃないッ！！・・・とにかくっ！私は大丈夫だから早く結城を探してッ！！！！結城に何かあったら全員締め上げるわよッッ」



一樹は一瞬ビックリした顔で黙ったけど・・・。




直ぐに笑った・・・。



「わかった、・・直ぐ帰って結城ちゃん捜索に当たりますッ！！(笑)」



テレビを見てる優樹を連れて・・・



出て行った・・・。



ったくーーーーっ！！！



もぉ・・・。



結城も・・・何も相談せず・・・



って・・・



あの子今日・・・誕生日じゃない・・・。