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島人物語
第17章 別れる

涼said
結城が出て行って・・・。
1週間が過ぎた。
俺は結城がいないとマジでダメなんだ。
部屋は汚く・・・飯も最近はコンビニばかり。
結城は何処に行ったんだ・・・。
俺は毎日結城が行きそうな場所や・・那覇の方まで足を延ばし探していた・・・。
でも・・・。
見つからない。
部屋で寝転がって電気もつけずタバコを吸ってると・・・。
ピンポーン・・・。
・・・・・。
結城???
いや、・・・まさかな。
カメラを見ると・・・
「はぁ・・・。」
玄関まで行き鍵を開けた。
「あーーーーっ!!まーーーた電気もつけないでーーーっ!!!」
鍋を持った蒼太だった。
蒼太は部屋にズカズカ入って来てキッチンで鍋を温め始めた。
・・・・・・。
「お前暇なの?(笑)」
俺が煙草を吸って言うと・・・・。
俺の方をチラッと見て・・・・。
「これ温めたらまた結ちゃん探しに行くわよっ!!・・涼さんは諦めたみたいだけど???私はアンタたちの家政婦なんて御免なんでーーーーっ!!」
「は??諦めたなんて言ってねーだろ??」
「だったらもっと探せッ!!バカ男ッ!」

