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島人物語
第18章 罰

暫く寝かせ・・・・夕方また熱を測ると・・・38.5・・・
少し下がったけど・・・まだあるか・・・。
私が立ち上がろうとすると、ギュッと手を握った。
「行かないでー・・・・」
パパ・・・(笑)弱ってるね・・・
「お粥持ってくるから・・・直ぐに戻るよ?」
少し泣きそうな顔で、笑った・・・
私はキッチンに行ってお粥をよそってまた寝室へ・・・
「食べれる?・・・少し食べよっか?(笑)」
そう言うと、ゆっくり体を起こし目を擦った・・・
私はクローゼットに行って涼のパジャマ用Tシャツを出し、一回着替えさせ、体を拭いた・・・
「・・・情けね・・・」
涼がしょんぼりして言うのが少し可愛く感じる・・・
やっぱり私・・・・。
この人の事・・・・・。
////////
「・・・どうしたの?・・・熱なんて・・・」
「・・・ってか・・・何で・・・」
「相棒がわざわざ言いに来ました・・・」
「・・・・淳か・・・・」
Tシャツを着せ、ゆっくりお粥を食べさせた・・・・
「大丈夫?・・・・」
「ん・・・・お前が居てくれたら平気・・・」
私は何も言わなかった・・・
食後に薬を飲ませ、時計を見ると19時だった・・・
少しして熱を計ったら37.5・・・
もう大丈夫かな・・・

