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島人物語
第2章 危険信号ッッ

私は静かな会場でまたケーキを食べた・・・。
「美味しいーーー・・・(笑)」
「・・・結城ってマジケーキ好きだな??(笑)」
淳が言った。
「(笑)将来糖尿になんぞーーーガハハ・・・」
「結ちゃーん・・・(笑)」
蒼ちゃんがスーツ姿で走ってきた・・。
「あれっ??蒼ちゃんは飛び込まなかったの??(笑)」
「やだぁー・・・(笑)私は飛び込みませーん・・・(笑)」
皆が続々と着替えながら戻り・・・・
涼が後ろからネクタイを私の首にぶら下げてきた・・・。
「あーー・・(笑)乾いた???」
「あぁ、乾いたー・・・(笑)(笑)蒼太お前逃げやがってーー・・」
「だってぇー・・私心は女だもーん・・・(笑)」
・・・・(笑)
『・・・・ではーーー??・・・改めて皆乾杯すんぞっ!!!』
ハルさんが前の方でマイクを持って言った。
私達はグラスを持ち・・・
『んじゃぁ・・・やっとー・・涼と・・淳・・達也が東京から帰ってきて・・・あの、涼にやっと彼女も出来ましたーーー!!(笑)』
・・・・(笑)・・・あの涼って・・・・
私は涼の顔を見ると・・・少し恥ずかしそうに笑った・・。
『・・・これからも、何があっても仲間同士・・・結束力を大事にするぞ~ッ!今年も一年宜しくっ!!!カンパーイ!!!』
皆で一斉に乾杯・・・・。
「結ちゃん・・・(笑)ヨロシクね??」
「・・・うん・・よろしくー・・・(笑)」
涼ともグラスを交わし・・・涼は笑って私の肩を抱いた・・・。
「・・・・涼ー・・・」
「んーー??」
「・・・・毎年・・・こうして・・・一緒に居れるかな・・・」
「・・・あぁ・・(笑)嫌だって言われたって・・・居る・・・」

