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島人物語
第2章 危険信号ッッ

テーブルクロスを捲られ・・・一瞬目を閉じたッ!!!
「・・・・・結城・・・ごめん・・・」
目をうっすら開けると・・・・涼・・・・・
「・・・・・・りょぉ・・・・・」
勢いよくギュッと・・抱きついたッッ!
足がガタガタして・・体が震えた・・・
「ごめん・・・ごめん・・・」
「何処行ってたのぉぉ・・・・・・・もぉ・・・・うーっ・・・・」
「んーー・・・ごめんっ・・・・ごめんな・・・」
テーブルの下から出ると皆慌てた顔をして・・・立ってた・・・・。
「・・・・・うっ・・・・んっ・・・」
「ごめん・・・マジごめん・・・」
「ごめん・・結城ちゃん・・・直ぐ戻るつもりで・・・」
ハルさんがジュースを持ってきた・・・
「うっ・・・起きたらっ・・・誰もいなくてっ・・・うっ・・・」
「んー・・・そうだよな・・・ごめん・・・」
「結城ちゃん・・怪我はない??」
ハルさんが気を使って言ってきた。
「何処行ってたんだよぉ・・・・うーーっ・・・バカーーーっ・・・ヒック・・・」
「少し海の方に行ってた・・・マジでごめんッ!!!」
うーーーーーっ!!!!
「・・・・何もされなかった・・・??」
「・・んっ・・・ヒック・・・」
「・・・・さっきの・・若い奴等??」
「・・・顔見てないけど・・・っ・・・・ヒック・・・・昌也って・・・・ヒック・・・」
「・・・・昌也・・・??」
皆が・・ヒソヒソ話すのがわかった・・・・
『昌也』
その名前を聞いたとき・・・
私だって直ぐに思い出したよ。
何日か前に涼から言われた男の名前・・・。

