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島人物語
第1章 大晦日

「あれっ??知らない??・・・涼さんちゃんと女の子と付き合うのってーー・・多分初じゃないかな??」
・・・・・はいっ??・・・・・
「・・・・えっ??・・・高校の時とかは?!・・・」
前にチラッと言ってたけど・・・・。
冗談かって思った・・・。
「(笑)(笑)・・・酷かったよー・・・取っかえ引っ変え・・・。でも常に女の子近くにいたし、でも特定な子とは付き合いませんよ~ッ!!みたいな・・・。来ないならいいよ~ッて感じ(笑)」
マジだったんだ・・・。
「・・・・・マジ??・・・んーー・・・想像つかない・・・。あっ・・・でもぉ・・会社でたまたま・・一人女の子雇ってね??その子がー・・涼と高校時代付き合ってたって・・・女の子が言ってたよ??涼は知らないって言ってたけど・・・。」
「多分・・・その中の独りじゃない??(笑)・・・あんなん覚えてたらそっちのが凄いよっ(笑)」
・・・・そんなに・・・・ッ????(笑)
その時・・・。
私の頭によぎったのは・・・。
「蒼ちゃん・・・あのーー・・・」
「ん????」
「淳は????」
私がそう言うと・・・そうちゃんは一瞬話をためらった。
・・・・・・・。
「淳はね・・・(笑)・・・・いたのよー・・素敵な彼女が・・・(笑)」
やっぱ・・。
皆知ってるんだ・・・。
「あの・・・なんで・・・別れちゃったの??」
蒼ちゃんは一回ため息をついて・・・。
「んー・・あまり言えないけど・・・(笑)・・・淳が警察に捕まったのが始まりかな・・・(笑)」
・・・・・・・。

