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チャンスの神様は・・・
第1章 グアム編
「慣れてくれば怖くないだろ」
「うん、でも絶対離さないで!」
「分ってるよ」
彼女は首に回した腕を深く回してしがみ付きます。
私も背中や腰に回した腕に、支えると言うより抱きしめるために力を入れます。
2人の身体はしっかりと密着し、閉じ気味だった彼女の脚の間に、私は自分の太腿を差し込みました。彼女の太腿が私の腰を挟む姿勢になってしまいます。
自然に、彼女の秘部は熱い塊の上に乗ってしまい、何度も擦り付け合う様になります。
何でもない話をしていても、彼女の返事がしどろもどろになってきました。
「ちょっと・・・んっ」
美咲ちゃんの甘い声を微かでもはっきりと聞くことも出来ます。
「周りのカップルがキスばかりしていて、目のやり場に困るね」
「・・・う、うん」
すぐ隣にいるカップルが夢中になってキスをしているのを見せつけるために話し掛けます。
それをチラ身をした美咲ちゃんの頬が更に染まったのに気が付いて、耳元で名前を呼びました。
「美咲ちゃん・・・」
「・・・」
私の声に合わせて顔を上げた彼女と至近距離で見つめ合います。
先に視線を逸らさないつもりで見続けていると、彼女は見る、逸らす
を繰り返します。
何度目かに見つめてきたタイミングでギュッと抱きしめ、軽く唇を触れさせました。
唇を離してもそのまま固まったように顔を上げているので、次は強めに長くキスをします。
美咲ちゃんはしっかりと受け止めてくれました。
薄めでも張りのある唇は、唇や舌で弾いたりすると気持ち良くて夢中になってしまいます。
舌はまだ、舌はまだ・・・
呪文のように心で唱えながらキスを続けました。
抱きしめる腕に強弱を付けたり、腰を優しく動かして硬くなったモノをソフトに押し付けたりして刺激をします。
私の首に回されている美咲ちゃんの腕がもどかしげに動き、気持ちを伝えてきます。