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第1章 グアム編　

③　ナイトプール・・・
女の子達をパラセイリングへ連れて行くために、ホテルまでレンタカーで迎えに行きました。彼女達が泊まっていたのは、海岸に面したホテルの中では一番リーズナブルな所です。
迎えに来た車がオープンカーだったからか、最初から彼女達のテンションは高めです。日焼け止めさえしっかりと塗っておけば、海沿いのドライブは爽やかな風と綺麗な景色が楽しめるから、それも無理はありません。
結局、その日はパラセイリングだけでなくランチやショッピング、そして簡単な観光等、車で移動できるという利点を生かして楽しませてあげました。
もちろん私も十分楽しめました。
打ち解けて来ると、２人の性格の違い等も分かってきて、ますます興味が湧いたのです。
ショートヘアの美咲ちゃんは社交的で、男慣れしてるのがすぐに分かりました。
なんだかんだ言っては、私の腕や肩に触れるのもお構いなしです。私が腰に手を回してもそのまま自然に会話を続けてきます。
長い髪の奈菜ちゃんは、逆にどうしよう、と一歩引いてしまうようなタイプです。
私が美咲ちゃんとふざけ合っていても、それを笑いながら見ている感じです。
美咲ちゃんに言われてから行動することもあったりします。男関係も奥手なタイプの様です。
しかし、奈菜ちゃんと２人きりになった時に、思い切って手を繋いでみてビックリしました。
拒むことは無く、恥ずかしそうに下を向いても表情はニコニコしています。
冗談を言いながら、繋いだ手を指を絡める様にしてみました。驚いた表情をしてもやはり拒みません。
押しに弱いタイプ、とすぐにピンと来ました。

当然のように夕食の約束をしてから、一旦ホテルへ送っていきました。
その時に、私が泊まっているホテルのナイトプールへ誘うと２人共、もちろんＯＫの返事です。
私もホテルに戻ると、部屋に来てくれた時の準備をしてからまた彼女達を迎えに行きました。