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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第3章 新しい職場





検品を終え塩田さんと一緒に売り場に出ると・・・。


「滝本さん、ゴミ捨てお願いしてもいいですか?」


きたきた(笑)


太った大石さんは大きな段ボールを何個も重ね合わせ指さし言った。


「あっ!!流石にそれ一人じゃ持てないと思うし私も一緒に行きますよ(笑)」


佐藤さんがそう言って段ボールを少し持った。


「これ位一人で平気でしょ??(笑)佐藤ちゃん甘やかせすぎッ!!」


大石さんはそう言った。



(笑)(笑)


「佐藤店長、大丈夫です(笑)喫煙所の方にあるゴミ捨て場ですよね???」


入館したとき確かあったのを覚えていた・・・・。


「でもー・・ヒール履いてるし危ないですよッ・・」


「大丈夫(笑)行ってきます!!」


私は腕まくりをし大きな段ボールを両手で抱えて・・・。


う・・・結構重いし(笑)


「大丈夫ですかッ??私も行きますよ!!」


塩田さんがそう言ってくれたけど・・・


大石さんの視線が痛い(笑)


「大丈夫ですよ(笑)」


何とか持ち上げて・・・


店を出た。



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