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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第13章 家出
「美晴さんッ!!」
後ろから大きなその声に思わずビクッとし・・・
振り返った。
そこには笑顔の木田君。
・・・・・・。
「あー・・・見ちゃった???(笑)」
木田君は私の隣に立って遠くにいる龍君を見つめ言った。
・・・・・・。
「あっ・・・(笑)・・・彼女かね・・・(笑)私ランチでもしてこようかな・・・。」
私は龍君と反対方向に歩き出した。
「あっ・・(笑)今から昼休みっすか???」
木田君は私の横を歩きながら言った。
・・・・・。
「そう・・・(笑)・・・コンビニでも行こうかな・・・。」
「コンビニあっちっすよ???(笑)」
木田君は龍君たちが歩いて行った方を指さし言った。
・・・・・・。
私は立ち止まって龍君達が居た方を見た。
もう・・・2人の姿はない。
「・・・そっか・・・(笑)・・・そうだった!何してんだろう私・・・。」
ゆっくり方向転換をし・・・また歩き出した。
木田君はまた私の横を歩き・・・。
「気になります・・・???(笑)・・・よね???」
・・・・・・//////
彼女でしょ??・・・。
きっと・・・。
「な・・・何が???(笑)・・・あーー・・お腹すいたなー・・(笑)」