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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第18章 逃走
体を見ると・・・。
刺された胸の部分には大きなバンドエイドの様なもの・・・。
私・・・。
ブラしてないッ!!!!
足も真っ赤になっていたけど痛みはない・・・。
顔はジンジン・・・触ると・・・。
熱を持っているような感じ・・・。
龍君・・・・・。
龍君が・・・来てくれたんだ・・・・。
体を起こしベットに腰掛けてると体中痛い・・・けど・・・・。
気持ちは凄く楽だった。
「後~・・これ・・・(笑)」
看護士さんは私に封筒を渡してきた。
「あの・・・これは・・・・」
私が言うと・・・・看護士さんはニッコリ笑って・・・。
「事件性がある場合・・・病院は警察に連絡する義務があるの・・・(笑)」
・・・・・・。
「お連れさんに聞いたら、彼女と相談して決めたいと言っていたから何かあった時のために(笑)」
封筒の中を見ると・・・。
その中には私の脚の火傷や顔の腫れ・・・。
胸の刺し傷の写真・・・。
「お連れさんに診断書も渡してあるから・・・何かあったら相談してね?(笑)」
・・・・・・。