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第18章 逃走

龍君の車に戻り・・・。


お母さんに電話をした。


『よかった・・・無事だったのね・・・』


お母さんは電話でも分かるくらい安心した声を出した・・。


「お母さん・・・あのね、あの人普通じゃなかったの・・・だから心配だから・・・・。」


私がそう言うとお母さんは・・・。

『(笑)大丈夫よ～ッ・・今からお兄ちゃんの所に行こうと思ってるから(笑)さっき電話したら今から車で迎えに来るって・・・。』

・・・・(笑)

用意周到の母(笑)

「お母さん・・・あの・・・助けてくれた人が今傍にいるの・・・・。」

私は龍君の顔を見て言った。


龍君は笑って・・・


タバコを出した。


「・・・その人と・・・一緒に居たいの・・・・。」


そう言うと・・・・。


『(笑)・・・落ち着いたら・・・紹介して頂戴ね？？・・荷物はその人の所に送ればいい？？』


あ・・・・。

私は電話を一旦離し・・・。


「龍君・・・今日から私・・・何処にいればいい？？？」


意味不明な事を言ってるな・・・

私・・・・。


龍君は笑って手を出し・・・。



「ママと話していい？？(笑)」

・・・・・・。