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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第20章 理想の二人
美晴said
龍君は少しずつ自分の話をしてくれた・・・。
「あの日会いに来たのはさ・・・ただ会いに来たってだけで俺もあの日は何も言わなかったけど・・・。」
・・・・・・。
「夜電話して向こうの親とも話した・・・。」
「・・・・何か言われた・・・・???」
「んー・・・、向こうの親はもう少し待ってくれって言うけど、それでもう2年以上たってるし・・・(笑)だから俺のこと雇ってくれてる従兄にお願いして弁護士立てようかなって(笑)」
弁護士・・・か・・・。
私もちゃんとしなきゃなのに・・・。
どうしたらいいのか分からない・・・。
「もし美晴ちゃんも・・・そういう話進めたいなら弁護士美晴ちゃんにも頼むけど???(笑)」
「私にもッ???」
「んー・・・、マジで別れるならね??(笑)・・・ずっとこの状態は良くないしだからと言って戻ってほしいとも思ってないから・・・。」
もう戻りたくないッ・・・・。
私・・・・。
「あの・・・、でも・・・。私と龍君の関係って・・・。」
慰謝料とか・・・。
やっぱ高いのかな・・・。
「まぁ・・(笑)この前ご主人が店に来た時俺も手出したって言ったし・・・(笑)」
あ・・・・。
「手出したって言った!!!(笑)」
思い出したッ!!!(笑)