この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第22章 外野
龍はあんな優しい顔してて結構ドライ(笑)
あの子が可愛いとか・・・そういうのもあまり言わねーし・・・。
優しいようで結構冷たい。
そんなイメージ(笑)
でも・・・。
ちゃんと好きになればきっとコイツは変わる。
そう信じていた。
龍は中央通りを馴れた感じで歩き・・・・。
6丁目信号を通り過ぎたところで一軒の店を覗く・・・。
?????
「あれ??あそこってー・・wreathだっけ?」
拓海が言った。
wreathって・・・men'sあったっけ?
なんかお嬢様ブランドなイメージだけど・・・・。
俺等が立ち止まって少し人の陰に隠れると・・・。
「あっ・・・・」
健二が声を上げた時・・・俺も一瞬言葉が出なかった。
中から大きな紙袋を持って出てきた髪が肩下位の可愛い女性・・・/////////
龍は彼女が持っていた袋を持ってやって・・・
手を繋いだ。
多分年は25.6位だろうか・・・・・。
個性的な龍とは少しタイプが違う・・正統派の超が付く程の美女。
楽しそうにお互いの顔を見て二人で笑う姿は・・。
まさに恋人同士。