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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第30章 夏の出来事



「あーーーっ(笑)龍今年もここでバイトしてんのーー??」


入ってきたギャルがそう言って俺の顔を見て来た。


誰だっけ??(笑)


まぁいっか!


「そうそう(笑)いっぱい食ってってーーー!」


取りあえず笑っとく(笑)


テラスの席に焼き過ぎたギャル(笑)

2人がこっちを見て手を振って来た。


えーーーー・・・(笑)


誰だっけ??(笑)


「あーーー・・(笑)どうも――・・お待たせでーーす(笑)」

テーブルに大きなかき氷を置き取りあえず笑っとく(笑)


「ねっ、私たち去年も来たんだけど覚えてる???(笑)」

真っピンクの口紅をした巻き巻き髪のギャルがそう言って笑った。


あーーー・・・(笑)


取りあえず考えるそぶり(笑)


「なんとなーーくね(笑)また来てくれたんだーーサンキューねッ!!」


「きゃははっ!!(笑)超適当ーーーっ!!(笑)後でライン交換できる???」


もう一人のショートヘアーのお姉さんがそう言って携帯を出した。


「(笑)ごめんごめん!!彼女に振られちゃうからさッ!!そう言うのはやってないんだ(笑)」


当たり前のことだと思う。


俺はそう言って焼き過ぎギャルの席から離れた。



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