この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第35章 俺のけじめ
美晴said
「・・・・・・・・。」
えっ・・・・・。
龍が・・・言った名前・・・・。
それは・・・。
『橘結城』
・・・・・・・ッ?!
その名前を聞いて全てが繋がったッ・・・・・。
「ぁあっ!!!!!!!」
思わず声を上げたのは・・私。
お父さんとお母さん・・・龍が私を一斉に見て・・・・。
龍が笑って・・・。
「知ってるでしょ?(笑)そりゃ知ってるよね?」
いやいやいや、違くって!!
いやっ!違くなくって!!(笑)
「私ッ・・・・結城ちゃんは勿論知ってるし・・・後ッ・・・お兄さん・・・」
思い出したッ・・・・。
「えっ?・・・・兄貴??」
するとお父さんが笑って・・・。
「もしかして涼にナンパでもされた事あっか?(笑)(笑)」
ッッ?(笑)
「違うんですッ・・あの・・結城ちゃんは昔うちのブランドのモデルをやってもらってたこともあったし・・・」
「ブランド????」
お母さんはキョトンとした顔をして首を傾げた(笑)