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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第6章 踏み外した道
龍said
30???
やっぱ30かッ!!!(笑)
別の仕事の関係で打ち合わせをしてた俺・・・。
ほろ酔いの4人組が入って来て・・・。
一番後ろに居た子を見ると・・・
美晴ちゃんだった。
でも俺がビックリしたのはそこじゃない。
一緒に居た人間だった(笑)
思わず隠れて・・・美晴ちゃんが席を立った時俺もトイレに向かった。
あの人といるって事は・・・美晴ちゃんは30位なのかなってその時思ったけどー・・・。
マジで30だとはっ(笑)
俺の横でポケットに手を突っ込んで歩く美晴ちゃん・・・。
俺より7歳年上かー・・・。
見えない。
「何???(笑)」美晴ちゃんがチラッと俺の方を見て言った。
「ん???」
「さっきからずっと見てくるからーーーっ/////」
(笑)
「可愛いなーーーって(笑)思ってたんだよ(笑)」
美晴ちゃんはそんな俺の言葉を聞き流すようにして笑った・・・。
本当だよ。
君は可愛い。
23のガキのいう事なんて信じない?
俺は・・・きっとこの頃から・・・
貴方に夢中だった・・・。