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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第7章 夢
「上地様(笑)お待ちしてました・・・・」
受付でそう言ったのはネクタイを絞めた男の人。
奥の席でお茶を出されて・・・・。
私達の目の前には・・・。
??????
「あーーーー、ここここ!!(笑)美晴ちゃん、どう思う???」
え?????
見せられたのは・・・。
横浜市内の・・・マンションの物件。
しかも・・・。
分譲・・・・。
「えっ?・・・龍君???」
龍君はカウンターの下で私の膝の上に乗ってる私の手を握った。
営業の男の人が居なくなった隙に・・・・
「俺この辺分からないから(笑)・・・一緒に物件見て?」
初めて触る・・・貴方の手・・・。
大きくて・・・優しい手。
チラッとそのチラシを見ると・・・
??????
7000万代以上の物件ばかり・・・。
「か・・買うのッ???」
「賃貸って勿体なくない???(笑)だったら新しいの買って住んでも良いし使わなくなったら貸せばいいじゃん?」
・・・・・・。