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写性 …SHASEI…
第5章 発作
悲しそうだったお父様が半分こと言ったとき、少し笑ってた。
ご飯を一緒に作って、一緒に食べて、いつも一緒。
大好きなお父様といつも一緒で、何でも半分こにするのが嬉しかった。
種まきも一緒、お父様は、そのせいだと言うけど、私はそのあと発作を起こしてしまった。
発作は苦しい。喉が絞められて息ができなくなる。
息がしたいのに、いっぱい吸おうと思うのに出来ない。
私のせいでお母様を死なせたから、悪い子だから息しちゃダメなのかな。
でも、発作が出てる間、お父様がずっと一緒にいてくれた。
薬を飲むと楽になるけど、飲まなきゃ息が出来ない体になりそうで怖かった。
だから薬は嫌い。
夜、発作がひどくなって、スプレーの薬をお父様が出した。
「これをすると、苦しいのがなくなって、悪いものが出て、楽になるから…」
お父様の言うとおりにすると楽になって、よく眠れた。
お父様が毎朝、苦しそうにしているのを知ってる。
夢を見て悲しそうにお母様の名前を呼ぶ。
その後、おちんちんが腫れて痛そうにしている。
手でさすっていると、白いドロドロが出て、腫れていたのが治る。