この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私怨の宴 背徳の凌辱
第4章 美貌の妻までもが、悪魔の魔手に…
『その情報を渡す時が、美空ちゃん救出の最初で最後のチャンスかもしれねぇ。とにかく正攻法じゃあ、あいつらから娘は取り戻せねぇよ。もっとも、そのチャンスを奴らがこっちに与えるかは、わからねえけどな』
最後に不吉な言葉を残したが、交渉が修羅場を迎えた際には、恭平が預けたロシア製の銃を悪魔たちに向け、捨て身になる覚悟を感じられた。
「さぁ、そろそろだ、ぜ」
石岡が厳かな口調で切り出した。

「どういうことだ!?」
根岸恭平は繁華街のど真ん中に立ち尽くすしかなかった。僅かに場所を移動し、裏路地に注視していたその瞬間に、突如急発進したトヨタのワゴン車は、まだ人通りが多い繁華街を猛スピードで消えていった。その場を立ち去ることもままならず、周辺を駆け回る彼のスマホが振動したのは30分後のことだ。
『す、すまねぇ…根岸。ラッシュされた…。不覚だ、奴らに…捕まっちまった…。志桜里さんも一緒に…だ』
石岡の呻くような弱々しい声を、今田恭平は聞いたことがなかった。友が、敵の手中に堕ちた。しかも、最愛の妻もろとも、亜細亜でももっとも怖れられるマフィアに、だ。絶望と敗北感に打ちひしがれる間もなく、衝撃的な動画が送信されてきた―――。
/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ