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私怨の宴 背徳の凌辱
第7章 妻が、娘が眼前で犯される!  明かされる誘拐劇の真相
「あぁッ!! ああぁぁッ!! いやあッ、ああッ、あああううぅぅぁぁ――ッ!!」
浅黒い中東人のペニスの侵入を許した瑞々しい性器から、みだらな音とふしだらな液体を洩らしつつ、男の激しい突き上げに呼応するかのように、美空は苦悶の表情でピストン運動に緊縛された肉体を委ねている。
「おーら、おら、よお~く感じているじゃあねか、その大人になった様子を存分にパパに拝ませてやれよ、お嬢ちゃん」
李は再開した美空のレイプを、生で両親に見せつけるという暴挙に出る。だが、打ちひしがれる父、無念そうに大の字に繋がれた義母とは対照的に、娘は完全に開発・調教されつくした女体を心地好さから焼けこげるような熱さに肌を紅潮させ、よがり狂うばかりだった。
「お前のヤラれるさまはじっくり撮影して、その手の業者にばっちし販売してやるから、覚悟しておけよ」
李はどこまでもえげつない。

「ふふん、お前が思っているほど美空ちゃんもガキじゃあねえようだな。はるか昔にちゃーんと男を知っているぜ」
石岡は、引きずり起こした恭平の頭を先ほど彼を殴打した銃身でごつごつと小突き回しながら言う。
「い、石岡…。お前…なぜ…」
恭平には、まだかつての戦友の裏切りの意味が理解できなかった。
「まーだ、わからねぇのかよ、根岸」
嘲笑交じりに元刑事は吐き捨てる。
「館山和也のことだよ…」
失った戦友の名をこんな場で聞くとは思いもよらない恭平は、まだ石岡の真意を測りかねていた。
「奴には貴子っていう女がいてな…。その貴子は…俺の腹違いの妹だ…。将来を誓い合った館山を亡くしてから…薬物に溺れてな。皮肉なもんだぜ、恋焦がれた男が、心底憎んだ薬に嵌って…半年もたたねぇうちに廃人状態だ。おまけに幻覚症状に苛まれて、マンションから飛び降りちまった…」
石岡の言葉からはこれまでの友への残酷な裏切り行為からは想像できぬほど、失った肉親への悔恨の情と無念さが滲み出ていた。が、すぐに残虐なマフィアたちに加担することを決意した鬼畜の表情に戻ると、裏切りの真相を語りだす。
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