この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛の終わりは最高のデートで幕を下ろそう
第2章 二人のラスト・ドライブ
「スマートフォン持って来た?」
「えっ、スマートフォン?スマホが何だって?」
「わたしは置いてきた。あなたも・・そうでしょう」
「なぜ分かる」
「時々内ポケットを探ってからフッと気付いたようにやめてる。無意識でいつもそこに入れているスマートフォンを取り出そうとしているんでしょう」
「参ったね。きみの洞察力には敵わないな。でも普段顔を合わせている暇も無かったのに、どうして僕のクセが分かるんだ」
「その答えは簡単。わたしが同じことをしているからよ」

は?と気の抜けた声を漏らした夫は、次の瞬間には笑い出した。ふたりの間の張り詰めていた空気が緩む。

「どうして置いてきたの?」
「きみはどうして?」
「・・今日だけは仕事にも誰にも邪魔されたくなかったから」
「同じく」
「ほら。そういうことよ」
「そういうことって、何が?さっきの僕の話とどういう関係があるんだ」
/32ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ