この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛の終わりは最高のデートで幕を下ろそう
第2章 二人のラスト・ドライブ
「どうにかならないかな。きみと一緒にいるために何か解決策はないのか。例えばこうやって今日のように仕事をやりくりして、たまにはきみと過ごす時間を作って・・」
「たまにはってどれくらい?」
「月一度・・は難しいな。半年に・・・」
「そうお互いに、たまには二人だけの時間を水入らずでって考えて、できないまま八年経っちゃった」
「僕はそれでも我慢する。織姫と彦星のように、きみとゆっくり出来るのが年に一度でもいいから」
「わたしはもう耐えられない。もう頑張って働く理由も結婚している理由も見出せない。きちんと終わりにしないと、もう一歩も前へ進めない。それに年に一度も無理だったじゃない。わたしたちは織姫彦星以下なのよ」

織姫と彦星なんてロマンチックなこと言っちゃって。でも彼らしいな。
/32ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ