この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
幸せのかたまり
第1章 幸せのかたまり
彼が居なくなり一人になった麻結美の話し相手はインコのこゆき。

三年前、生まれたばかりのまだ毛も生えていないピンク色の小さなヒナから育てた。だから手乗りどころか手の中で寝てしまうほど麻結美に慣れて心を許している。

でもそれは麻結美に対してだけ。ボタンインコはとても賢く、人を識別するので、彼に対してはいつまで経っても懐かなかった。迂闊に手を出すと噛まれた。

「俺に焼きもち焼いているのかな」
「さあ。こゆきに聞いてみようか」
「聞くって、インコに言葉なんて分からないだろう」
「そんなことないよ。ねえ、こゆき」

彼と交わした他愛のない会話。思い出と呼ぶにはあまりにも儚い朧げな記憶。
/8ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ