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KOIBUMI
第7章 近づく距離
凛said
私とナツは1時間以上かけて歩き・・・。
「ねーーー・・道あってるよね???」
飲み物も無くなってこのまま迷ったら死ぬんじゃないかって思うくらい怪しい道(笑)
ナツは携帯のマップを見ながら・・・。
「もう直ぐ浜辺が見えるはずなんだけどーーー・・・。」
もう脚はガクガク・・・。
雑木林が茂った間の道を二人で歩いた・・・・。
「ぁあっ!!!!」
私が下を向いてトボトボ歩いてるとナツが声を上げる。
「なにっ??海ッ?????」
顔を上げると・・・
海は見えない(笑)
でもその代わり・・・・。
遠くの小さな小屋の前に・・・・。
「上原君・・・・・///////」
向こうはまだ私達には気づいていないようだ。
ナツと顔を見合わせ・・・。
笑った・・・。
上原君がいるっていう事は・・・。
琢磨君もいるはず!!!
私とナツはかなりわかりやすい(笑)
急に足取りは軽くなる(笑)