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KOIBUMI
第9章 予想外の宿泊
俺はパーカーを脱ぎ小さな部屋内にあった棚に掛け・・・。
蓮見のパーカーも隣に掛けた。
椅子も何もない部屋。
漁師の作業部屋なのか・・・釣りの道具などが置いてあった。
電気は何とかつくその部屋。
蓮見は立ったままアイスを食って外を眺めていた。
俺もその後ろに立ち・・・。
「止んだら戻るか・・・・」
そう言うと蓮見は振り返って来て・・・。
「止むかな・・・・」
・・・・・(笑)
「その内止むさ・・・アイス俺にもくれよ?(笑)」
蓮見は笑って俺の方を見てアイスを俺の口元に持って来た・・。
・・・・・・。
ミルク味のアイスを齧って・・・。
「お前寒くなんない?(笑)濡れた服着てこんなの食ってて(笑)」
「だって溶けちゃったら勿体ないもん(笑)」
俺は蓮見から離れてTシャツを脱いだ・・。
パンパンとTシャツを叩き・・棚に掛けると・・・。
「上原君の背中・・・・。」
・・・・・。
振り返ると蓮見はゆっくり近づいて来た・・・。