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第11章 ご褒美

1週間後



期末試験・・・・。



俺は何とか全て６０点以上(笑)


その結果を持っていつもの屋上で蓮見を待った。


バタンー・・・・っとドアが開き・・・・


ニコニコ笑う蓮見・・・


俺も笑った・・。



その顔に・・蓮見はまた・・スッゴイ笑顔で走って来た・・。


「・・・・上原君・・・・・(笑)・・・・どうだった？？？」


俺の横に腰掛け・・・



わくわくしたその顔・・。


ガッカリさせたくない・・・


そんな思いで頑張った・・。



試験の結果を蓮見に差し出し・・・・・



「全部６０点以上ーーーーっ(笑)！！！！」


そう言うと・・・蓮見はそれをジーーっと見つめ・・・



「凄いっ・・・！！！！凄い凄い！！！上原君頑張ったぁぁぁーーーーーーーーー(笑)」


・・・・・・・っ？！


ふわっと・・・・蓮見のいい香り・・・・



俺の胸に・・・無邪気に飛び込んできたんだ。