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KOIBUMI
第12章 クリスマス





でも・・・・そうは上手くはいかなかったんだ・・・。



那覇の目を付けてた・・・ネックレス。



高校生の俺にとっちゃ・・・高い買い物。



仲間の姉ちゃんが働くジュエリーショップで取り置きをしてもらってた。


「(笑)(笑)あんた何その恰好ーーー・・・」


友達の姉ちゃんは俺の格好を見て笑った。



「仕事帰りーー・・・ってか急いでるからーーー・・(笑)」


「はいはい(笑)」


女にプレゼントなんて買ったことなかったから・・この姉ちゃんに相談し・・・



決めたネックレス。


「アンタの彼女が蓮見凛とはねぇー・・(笑)」


・・・・(笑)


「まだ付き合ってねぇし・・・(笑)」


俺は貰ったばかりの給料をそのまま渡した。


「おっ、頑張ったね(笑)・・・んじゃー可哀想だから10パー引いてあげるね???(笑)」



(笑)(笑)


俺はその包みを受け取り・・・


また急いでバイクに戻った。


エンジンをかけ・・・・


北谷に向かった・・・・・・・・。




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