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KOIBUMI
第14章 初めての人
ドーーーン・・・・と・・・花火が打ち上げられると・・・。
嬉しそうに笑う凛の顔が少し明るく映る・・・。
俺は凛に気づかれないように・・・。
嬉しそうに花火を見る凛の顔を見て・・・。
凛がこっちを見ると目を反らした。
ドドーーン・・・・。
心臓にも響く音。
凛は俺にまたくっついて・・・
「淳ー・・・」
・・・・・。
「ん???」
俺が返事をすると
凛はまた笑って・・・。
「ずっと一緒に居たいね・・・・/////」
・・・・・・・。
いつかの・・・。
久米島の嵐事件の時みたいに・・・。
あれの全身に走った電流みたいなもの。
俺は凛の手を握った・・・。
付き合いだしたら・・・。
少し収まるかと思っていたこの気持ち。
収まるどころか毎日膨らむ。
なんだこれっ!!!!
・・・・・・・。