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KOIBUMI
第16章 村尾先生
俺は小中でいじめにあっていた。
そのいじめは壮絶。
何度も死のうと思った。
隣の家に住む義人は俺の幼馴染だったが・・・。
中学に入るといじめる側に回り・・最終的にはいじめの中心になっていた。
俺は親父が金を持っていたためいつも金をせびられ・・カツアゲにあう。
夜になると呼び出されて塾帰りの女をナンパさせられ、失敗すると皆に殴られけられ・・・、クラスでも休み時間になるとプロレスだといって俺に皆が技をかけた。
なぜそんな風になったか・・・。
全部兄貴たちのせいだ。
兄貴二人は見た目もそこそこ格好良くモテていた。身長も180近くあって俺はいまだに160くらい。
勉強もできてスポーツもできた兄貴二人は皆の人気者。
俺はその二人と比べられて・・・
全く似ていないと陰口をたたかれた。
容姿端麗、皆の人気者。
俺はそんな奴らが大嫌いだ。
女は結局見た目がいいものにサカって、いい女を連れてる男は鼻高々。
自分が端麗でなくてもそれだけで憧れの的だ。